hakuam120のブログ

日々のこととか、体験談とか。書こうと思った時に書いてます。不安障害、双極性障害II型。

扁桃腺を摘出します 〜手術する決心をするまで〜

毎日暑いですね。 新型コロナウイルスの流行も全く収束の兆しが見えず、猛暑とコロナ関係のことでニュースを見ているだけで鬱屈とした気分になります…。

さて、Twitterではボソッと呟いているのですが、私、扁桃腺を摘出することになりました。全身麻酔、およそ1週間の入院を要する手術です。全身麻酔を伴う手術は22年間生きてきて初めてです。すでに今から緊張しているし、できればこんな大変な時期に入院して手術なんてしたくないですが、健康上の理由だし仕方がない。せっかくだから、しばらくは語り草になりそうなこの経験をブログに書き記しておくことにしようと思います。

わたしと扁桃

まず、わたしが扁桃腺摘出手術を決めるまでの経緯について。

昨年12月から、扁桃炎で高熱を出すことが急激に増えました。12月頭、年末年始、2月頭に1回ずつ、39℃超えの熱と喉の痛みでしんどい思いをしました。特に酷かったのが年末年始。この時は扁桃炎を拗らせて膿瘍を作ってしまったために、入院して点滴治療を受けなければならなくなりました。何故せっかくのお正月なのに点滴を繋がれてベッドに横たわっているのかと虚しい気持ちになることが多々ありました。まあ家にいても特段これと言ってすることもなかったと思うのですが…

2月に扁桃炎になり、年末に入院した病院を受診した際、先生から口蓋扁桃摘出手術、つまり扁桃腺を摘出するという提案を受けます。

扁桃腺取るって、それって大丈夫なの?

その提案を聞いてわたしがまず思ったのは「扁桃腺って取っていいものなのか?」ということ。免疫器官として働いているはずの扁桃腺。そんなもの取ってしまったら風邪やら感染症にかかりやすくなってしまうんじゃないの?と疑問を抱きました。ただ、どうやらこの手術で取る口蓋扁桃がなくても、咽頭部には他に免疫機能を果たしてくれる器官があるようで、摘出して免疫力が大幅に落ちることはないようです。むしろ、扁桃炎を繰り返している人は口蓋扁桃が菌の温床となっていることがあるようで、手術せずに放っておくと腎臓にまで負担がかかることがあるそうです(医学的な知識がほぼ皆無なのでこの辺の説明が100%正しいか自信はありませんが大体こういうことだったと思います)。わたしの場合、年末から月一回のペースで3ヶ月連続で扁桃炎を起こしていて、さらに抗生剤の内服が効かないほど症状がひどいこともあったため、扁桃腺は摘出したほうがいいという判断に至ったようです。

手術を決めた理由

全身麻酔の手術なんて怖いし、絶対に痛い…お金もかかるし、不安で戸惑う気持ちはとても大きかったですが、わたしは手術を受けることにしました。それは、やはり扁桃炎を繰り返すことが嫌だったからです。高熱が出て身体はだるいし、喉が痛くて食欲も出ない。動けないほどつらいので、学業、そして将来は仕事にも影響が出ます。しかも、腎臓に悪い影響もある…。免疫器官どころか病気の温床になっている扁桃腺を自分の身体に抱えておくことは、何一つメリットがないと感じました。家族も絶対に今取ったほうがいい、お金も工面できるから、長期休みがある大学生のうちに手術しようと言ってくれたので、決心がつきました。

家族や病院の先生と話し合い、長期実家に滞在できる夏休みの期間に、手術の予約を入れました。実は一度、コロナウイルスの流行があるから手術を延期しようかという話が出たのですが、7月頭にやはり酷い扁桃炎になってしまい、一刻も早く手術をしたほうがいいと考え、予定通り手術を行うことになりました。

今回はここまで。次は手術・入院前の流れについて書こうと思います。