hakuam120のブログ

日々のこととか、体験談とか。書こうと思った時に書いてます。不安障害、双極性障害II型。

扁桃腺を摘出しました〜術後の経過〜

桜の季節も終わりが見え始め、新緑が顔を出すこの季節、久しぶりに扁桃腺摘出手術について振り返ってみようと思いブログを書いています。多分これで扁桃腺摘出手術についてのブログは最後になるかと思います。

退院直後

術後1週間ちょうどで退院。久々の自宅にほっとしたのも束の間、腰〜脚のあたりにひどい発疹が出ているのに気付きます。母(看護師)に見てもらったところ、これは薬疹、つまり薬に対するアレルギー反応っぽいとのこと。その時飲んでいたのは痛み止めだけだったので、病院に電話したところ、服用を中止するように言われました。その後他の痛み止めを服用したところ、徐々に発疹はおさまっていきました。(追記:この話、以前のブログ→https://hakuam120.hatenablog.jp/entry/2020/09/15/125333でも書いてますね…内容が重複してすみません、、) それにしても術後ずっと同じ痛み止めを飲んでいたのになぜ気づかなかったのか…。おそらく喉の痛みに気を取られていたのと、背後で自分の目に入る場所に発疹が出てなかったからでしょう。確かに入院中から「なんかお尻の辺りがかゆいな〜」とは思っていたんですが、乾燥か何かだと思って放置していました。割と薬のアレルギーがあるほうなので、初めて飲む薬には副作用に注意しようと思わされた出来事でした。

退院して数日は、ご飯はおかゆや雑炊にしてもらっていました。おかずはよほど辛味や酸味のあるもの、硬いものでなければ普段の食事と一緒でした。それから、おかゆから普通のご飯へ、だんだん滲みなくなったから酢の物やフルーツを食べ…といった具合で徐々に普通の食事に戻し、1ヶ月も経つ頃には手術したことも忘れるくらいなんでも食べられるようになっていました。

退院1週間後に耳鼻咽喉科を受診し、術後の経過も良好であるということで扁桃腺摘出に関する病院通いも一区切りとなりました。

術後初めての冬を過ごして

手術から数ヶ月後、寒さも厳しくなり空気も乾燥して風邪を引きやすい冬がやってきました。前年は12月から2月にかけて3度扁桃炎になっているので、手術後はこれがどんな風に変わるのか楽しみにしていました。

結果として、一度胃腸炎になった以外は全く風邪も引かず、元気に過ごせました!疲れや乾燥で朝喉がガサガサする…と思った時も、うがい薬を入れてうがいを数回すれば次の日にはすっきり治っていました。今まではちょっと喉がガサガサする…と思ったら次の日には熱が出ていたのに。ここまで変わるものかと感動しました。扁桃腺を取ったら逆に風邪を引きやすくなったと言う体験談もいくつか耳にしたことがあったので不安な部分もあったのですが、わたしの場合は全くそんなことはありませんでした。

まとめ

最後に、扁桃腺摘出手術を受けて自分の体調がどう変わったかについてまとめます。

結論から言うと、高熱を出すことや喉の痛みに苦しむことがほぼなくなり、大幅に体調がよくなりました。もちろん、術後しばらくは喉の痛みがつらかったり食べられるものが制限されたりと制約がありましたが、それを乗り越えてからの身体の楽さと天秤にかけると全く大したことなかったなと感じます。 ただ、わたしの場合は扁桃腺を繰り返すという理由で手術をしたので、扁桃腺自体は大きくなく傷も比較的すぐに治癒したのですが、扁桃腺肥大等の理由で摘出する場合はこの限りでは無いと思います。全身麻酔をかけてまで行う手術なので、リスクもそれなりにあります。

もしこのブログを見てくださっている人で扁桃腺の摘出手術を考えている人がいましたら、まずは信頼できるお医者さんに相談してみることをお勧めします。扁桃炎を繰り返す頻度や扁桃腺の大きさ、日常生活に支障をきたしている程度によって手術をしたほうがいいか、しなくても問題ないかが決まってくると思います。

コロナ禍の今、手術を受けるという選択をするのも、そういった理由で病院を受診するのもなかなかはばかられることかと思います。このブログが、繰り返す扁桃炎に悩む方や手術を決めた方にとって、ひとつの情報として役立てば幸いです。拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました!