hakuam120のブログ

日々のこととか、体験談とか。書こうと思った時に書いてます。不安障害、双極性障害II型。

扁桃腺を摘出しました〜手術当日から術後2日目〜

手術当日

ついに手術の日がやってきました。朝6時、検温や血圧の測定をし、手術着に着替えます。そして点滴。全身麻酔の点滴の針は普通の針より痛いみたいですがわたしはあまり違いを感じませんでした(ここ半年くらいで点滴さしすぎて慣れてしまったのかも)。しばらくして主治医の先生や手術室の看護師さんがいらっしゃって、手術までの細かい流れを説明してくれました。

術前に立ち会いにきてくれた母と話していたら移動の時間に。この時は歩いて手術室に向かいました。重たい扉が開けられ、いよいよ手術室に。白い空間に銀色の器具がぴかぴか、無機質空間でした。でもなぜかアンパンマンのぬいぐるみが置いてありました。患者さんの不安を和らげるためかな。頭からキャップを被ったら手術台へ。手術台に乗り、心電図のパッドやら酸素マスクやら色々取り付けられました。とてもテキパキと進む。慣れているんだろうな〜と。一方のわたし、心拍が徐々に早くなるので「緊張しとる〜?」って看護師さん達に言われて少し照れ。そんなこと言ってるうちに深呼吸してくださいねーって言われて数秒、目の前が眩しくなって夢の世界へ……。全身麻酔、眠気が来るというか一瞬で意識が飛んで気がついたら手術終わってたって感じでした。何が起こったかよくわからなかったです。「終わりましたよ〜」と声をかけられましたが麻酔が効いているのか頭がぼんやりしていて、いつのまにか病室に戻っていました。そういえば手術前の「音楽何かけますか〜?」はわたしにはありませんでした。ヒーリングミュージックがかかってた。聞かれたらパスピエかけてくださいって言おうと思ってたのになー。

しばらくしてすごく気持ちが悪くなって何度か嘔吐。麻酔の影響みたいです。あとなんかすごく暑かったのでアイスノンを持ってきてもらいました。この日はとにかくずっと眠っていました。途中でトイレ等に立ち歩けるかのチェックと飲水チェックをしたくらい。あと、手術後摘出した扁桃を見せてもらいました。直径2〜3センチほどの小さなピンク色の肉の塊。こんな小さな器官が悪さしてたんか…としみじみしました。取った扁桃は病理検査に出されたようです。

術後1日目

手術が終わった次の日。この日の朝から食事が出ます。食事といってもソフト食なので、ほとんど重湯状態のお粥とか具なしの味噌汁とか豆腐とかプリンとか、噛まなくても食べれるくらい柔らかいものばかりです。あと傷口に染みるものは食べられないので酸味や辛味のあるものは出てきません。それでも、久々に塩気のあるものを食べられてちょっと嬉しかったです。お魚のすり身を柔らかく固めたソフト食、やわめのかまぼこみたいで美味しかったです。食べてるときの喉の痛みは度重なる扁桃炎でいくらか慣れているので大したことないんですが、器具で固定されていたであろう舌の付け根あたりが口内炎できたみたいになっているので痛くて違和感があります。

服薬は1日2回、朝は痛み止め4錠整腸剤2錠、夕に痛み止めと整腸剤2錠ずつでした。しっかり効いているのか、痛みは大したことないです。点滴は1日2袋。あと1日4回、アズノールといううがい薬でうがいをします。喉からの出血が怖くて、思うようにうがいできないですが…ちゃんと1日4回うがいしました。

術後2日目

朝起きて、昨日より喉の痛みが強いと感じました。朝食は昨日のソフト食から極軟菜(といってもじゃがいもとか大根とか普通に固形で出てくる)に変わっていて、おかゆも三分粥から七分粥になっていたのですが、喉の痛みが強くかなりゆっくりでないと食べられません。昨日の食事は20分ほどで完食できましたが今日は倍くらいの時間がかかりました。朝食後痛み止めを飲むと少し楽になりました。痛かった食前に痛み止め飲んでもいいと言われたので、夕飯から食前に飲むことにしたのですが、夕食に出た蒸したサツマイモはどうしても喉に引っかかってしまって残してしまいました…。出された食事残すのが嫌で頑張って食べきってたんですけどね。あと相変わらず舌が痛いです。傷口はきれいなようで、経過は順調そうです。自分で鏡で喉を見てみたら、白いカサブタが出来てきていました。

そして今日はシャワーを浴びれました!清拭はしていましたが完全にはスッキリしないし、髪はベタベタするしで早くシャワーを浴びたいと思っていたので嬉しかったです。さっぱりしました。

痛み止めと整腸剤は朝晩2錠ずつ、うがいは変わらず1日4回。点滴も2袋です。